...或は又甲主義乙傾向の是非曲直を喋々(てふてふ)して...
芥川龍之介 「骨董羹」
...もつと深いところまで問題にしないで是非曲直をきめてしまつたせゐか...
竹久夢二 「砂がき」
...これによりて是非曲直(ぜひきょくちょく)を判断すべく...
新渡戸稲造 「自警録」
...「もはや時勢も此(ここ)に至り候(そうろう)てはさらに言語口舌(こうぜつ)をもって是非曲直(ぜひきょくちょく)を争い難(がた)ければ...
新渡戸稲造 「自警録」
...須(すべから)く感情を避(さ)け冷静に是非曲直(ぜひきょくちょく)の判断を下すを要する...
新渡戸稲造 「自警録」
...その言うこと為すことの是非曲直を以て判断する...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...脩心学とはこの理に基き、是非曲直を分ち、礼義廉節を重んじ、これを外にすれば政府と人民との関係、これを内にすれば親子夫婦の道、一々その分限を定め、その職分を立て、天理にしたがいて人間に交わるの道を明らかにする学問にて、ひっきょう霊心の議論なり...
福沢諭吉 「学校の説」
...是非曲直軽(かろ/″\)しく判し難し...
山路愛山 「明治文学史」
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