...是非共に協力しましょう...
...彼女と結婚することを是非共に願っています...
...是非共に祝福しましょう! (Let's celebrate together!)...
...今後の展開について是非共に話し合いたいと思います...
...是非共に学び合いましょう! (Let's learn together!)...
...是非共過去の自分の罪を許して...
石川啄木 「鳥影」
...死ぬまでには是非共一度は東京見物に行きたいものと...
石川啄木 「天鵞絨」
...一も二もなく否決に雷同するが如き代議士は国家の不為と奉存候間今回は是非共実業に慧敏なる沈着家を御撰出相成様尽力被下度為国家奉企望候頓首...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...是非共のせるべきほどの名論文とも存じ不申...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...是非共サッフォの伝記を知らなければならないのだろうか...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...秘密を守ると云う条件で是非共見に来て貰いたい...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...是非共あなたに読んで頂かう思ふたらかうするより外ないのですもの...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...是非共出品なさい』などといはれたのであつたが...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...しかし必要上是非共これを覺えねばならぬ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...そしてその會葬者の中に是非共英一の眞心からの國民外交を繼續したいとの熱心家が出て...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...文明の詩人は是非共他(ひと)の金で詩を作り...
夏目漱石 「虞美人草」
...ただ今の場合是非共聞き糺(ただ)さなくてはならん...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...一つは平岡と自分を是非共一所に捲(ま)き込むべき凄(すさま)じいものであつた...
夏目漱石 「それから」
...是非共右か左へ片づけなければならないとまで切(せつ)に思いつめていた訳でもなかったけれども...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...是非共津田の腹のなかにいるこの相手を...
夏目漱石 「明暗」
...内心の要求上是非共それを解決しなければならない彼は...
夏目漱石 「明暗」
...わたしを殺した者は、長崎、古川町に住む、唐通詞(とうつうじ)陳東海と申す者にて候、七月十五日手前家内お種との古き因縁事に就き、是非共談合、埒(らち)を明け度き事有之(これある)につき庭窪(にわくぼ)の蘇州庵迄出向くようとの書状を受け、捨置き難き事に候間申越せし儘其処へ出向き候、蘇州庵に着き候頃は早や五ツ半にて、月の光を頼りに唐館の奥へ進み行き候処、此部屋より燈火が漏るるに依り、戸を引開け候に如何なる次第なるや、戸口のところに陳東海が朱房の附きたる匕首を振翳(ふりかざ)して立ちはだかり居るなれば、余りの理不尽に手前も嚇怒(かくど)致し、何をすると叫びながら組付行くに、その煽(あお)りにて蝋燭の火は吹消え、真の闇となり、皆目見当も附かぬ事なれば壁際に難を避けんとする処、陳は手前の背後より抱付(だきつ)きて匕首を突刺し其儘(まま)何処(いずく)へか逃去申候(にげさりもうしそうろう)、たいへんなる痛手にて最早余命幾許(いくばく)も無之(これなく)と存候(ぞんじそうろう)、この様なる所にて犬畜生同様名も知れぬ屍(かばね)を曝(さら)すこと如何にも口惜しく候儘(まま)、息のあるうちに月の光を頼りに一筆書残し申候、右に認(したた)めし條々実証也長崎本籠町(もとかごまち)唐木屋利七源内先生は、窓の傍で繰返し巻返しそれを読んでいたが、また利七の傍(そば)へ戻って来て、「確かに拝見しました...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...是非共こうした鳥籠を持ち込まなければ納まらぬからだそうである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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