...入山モ喜ビテ然ラバ是ヨリ旭川町役場ニ行キ奥田町長ニ会ツテ話スルト云フ故...
天川恵三郎 「天川恵三郎手記」
...三は雁形の鳥的(とりまと)を絲にて釣れるもの 是には等級なく四は鐵楯である 是は矢を立てたるを成功者となす 點數等しければ姿勢のよろしきを上となすの定めである...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...是非、僕の手にお返し下さい...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「和製椿姫」
...是非一つ後見役を叔父さんにお願ひしたいんだが……」「なあに...
薄田泣菫 「茶話」
...是(これ)は皆(みんな)瘋癲患者(ふうてんくわんじや)なのである...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...こういう新型式についていろいろ是非の議論もあるようである...
寺田寅彦 「俳句の型式とその進化」
...是非(ぜひ)ともマクスウェルが就任してくれるようにと勧誘している...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...是れ豈伊藤侯と自由党との共に隠忍して已む能はざる時期ならずや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼等――老いぼれた不具者と頑是(がんぜ)ない幼児(おさなご)――にとっては...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...是ヲ江戸時代ニ就イテ顧レバ水茶屋ノ女ノ如ク麦湯売ノ姐サンノ如ク...
永井荷風 「申訳」
...是は兄(あに)が出掛(でがけ)の説明であつた...
夏目漱石 「それから」
...「断ったのよ」「断ったのに是非来いっていうのかね」この時津田は始めてお延の顔を見た...
夏目漱石 「明暗」
...明治の歴史に是れほどエライ人は無いと云ふことをば...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...署其室曰実事求是書屋...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是為短鬚無雨宿...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「紫屋紅軒尽是花...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是は衣料がこの頃のように...
柳田国男 「木綿以前の事」
...是は単純なる旅行ではなかったのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
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