...何日か君に話した新田君へ手紙をやるから新田には是非逢つて行き給へ...
石川啄木 「雲は天才である」
...是非面会して事情を聞取って下さい...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...是(これ)東南寸雪(すんせつ)の国の事也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...是以(こゝをもつて)今にいたりても入院(じゆゐん)の時は淵に血脉を沈(しづ)むと寺説(じせつ)につたふとぞ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...是は獨りルボンばかりではない...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...併し是は日本人の自然の勢ひに副はないのですから...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...そして彼女にも是非大阪へ出て来るようにと言(こと)づてを聞いたけれども...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...手前(てまへ)が存(ぞん)じをりまするは是限(これぎ)り...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...大隈伯の創立したる早稻田大學の驚くべき發達是れなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...是は私の贊成する所もあり...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...金持になったら是非一度はやるべき空の旅である...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...ひとまず是公の家(うち)へ行って宿を聞いて...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...余は是公に叱られたため...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...恰(あたか)も是れ新年の旦(あした)なりき...
森鴎外 「舞姫」
...「これこれのことは是非いわなければ……」と思っていると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...僕達が式を挙げる前に是非とも見ておかねばならぬものだとその人が云われた……今にわかる……今にわかる……」と云われました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...けれどそれには、城崖(じょうがい)すぐ下の敵兵からまず先に一掃しなければならず、それも、「是(ぜ)か、非(ひ)か」と考えられる...
吉川英治 「私本太平記」
...遊びに耽(ふけ)れば是非思はぬいたづらもするもので...
若松賤子 「黄金機会」
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