...一昨夜の賊はこいつに相違ありません」という答えだ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...自然はわたしを最初の入植者とし昨年の春建てられたわたしの家を村の最古の家として...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...私は昨夜まんじりともしていないのです...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...」暫くして後木村は昨夜銀細工の鉛筆を落したから...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...「飲みましたが思ったほど効目(ききめ)がないようでした」昨日(きのう)の津田にはリチネの効目を気にするだけの暇さえなかった...
夏目漱石 「明暗」
...昨夕(ゆうべ)と今朝(けさ)の間に自分の経過した変化を比較した...
夏目漱石 「明暗」
...昨夜(ゆうべ)は?」「四月の七日で御座います...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...脅かしの日限は一昨日で切れて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...表二階――昨夜(ゆうべ)死んだ馬之助の寢部屋は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「柄杓(ひしやく)は?」「縁側に投ふつてあつたさうで」「昨夜(ゆふべ)は月があつたな」「十三夜ですよ」「その月の良い晩に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「昨夜(ゆうべ)何んか気のついたことはありませんか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...昨夜まで呑んだ方の白丁は無事で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...結局私も昨夜の淫売婦と...
林芙美子 「新版 放浪記」
...その子も昨年の暮チプスに懸つて死んださうに聞ました...
樋口一葉 「十三夜」
...(これは昨日の間違ひなりし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...昨夜は若い友人を渋谷の第一高等学校の近くへ訪ねてゆき...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「――實は芙佐子が昨日から……いや正確に申しますと一昨夜からどこへ行つたか知れませんので...
三好十郎 「肌の匂い」
...昨日ゐなくなつた玉ねぎさんが帰つて来ました...
村山籌子 「川へおちた玉ねぎさん」
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