例文・使い方一覧でみる「昧」の意味


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...銀行家と云うよりは若隠居にでもふさわしそうな読書三(ざんまい)に耽っていたのです...   銀行家と云うよりは若隠居にでもふさわしそうな読書三昧に耽っていたのですの読み方
芥川龍之介 「開化の良人」

...真に念頭に塵一つとどめず絵三の境地に入れます...   真に念頭に塵一つとどめず絵三昧の境地に入れますの読み方
上村松園 「今日になるまで」

...弁士の言論の曖(あいまい)矛盾を指摘した...   弁士の言論の曖昧矛盾を指摘したの読み方
大杉栄 「新秩序の創造」

...不は自分の手で笈の蓋を開き...   不昧は自分の手で笈の蓋を開きの読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...手紙をやるぞ』何だか曖な挨拶です...   手紙をやるぞ』何だか曖昧な挨拶ですの読み方
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」

...あのように曖であらざるを得なかったのである...   あのように曖昧であらざるを得なかったのであるの読み方
戸坂潤 「イデオロギー概論」

...作者の方では愚ではなく...   作者の方では愚昧ではなくの読み方
豊島与志雄 「月評をして」

...その華美な細そりした身体のうちにいかに大なる勇気があったことだろう! クリストフはその音楽のうちに先ごろ見てとっていた愚(ぐまい)さにたいしても...   その華美な細そりした身体のうちにいかに大なる勇気があったことだろう! クリストフはその音楽のうちに先ごろ見てとっていた愚昧さにたいしてもの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...被告は曖(あいまい)なしかも至って巧妙な否認を試み...   被告は曖昧なしかも至って巧妙な否認を試みの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...これまでは何(なん)の気もなく母親からも亦(また)伯父(をぢ)自身の口からも度々(たび/\)聞かされてゐた伯父(をぢ)が放蕩三(はうたうざんまい)の経歴が恋の苦痛を知り初(そ)めた長吉(ちやうきち)の心には凡(すべ)て新しい何(なに)かの意味を以(もつ)て解釈されはじめた...   これまでは何の気もなく母親からも亦伯父自身の口からも度々聞かされてゐた伯父が放蕩三昧の経歴が恋の苦痛を知り初めた長吉の心には凡て新しい何かの意味を以て解釈されはじめたの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...どこからが思想だかはなはだ曖(あいまい)になります...   どこからが思想だかはなはだ曖昧になりますの読み方
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」

...曖な薄笑いをしながら...   曖昧な薄笑いをしながらの読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...「旗をあげる柱だ」「クラブの旗でもできたの」六右衛門さんがいつもの曖な笑いかたをした...   「旗をあげる柱だ」「クラブの旗でもできたの」六右衛門さんがいつもの曖昧な笑いかたをしたの読み方
久生十蘭 「だいこん」

...銀座三堂で新刊書四冊求め...   銀座三昧堂で新刊書四冊求めの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...たかちゃんはなぜか暖(あいまい)に「来ないって...   たかちゃんはなぜか暖昧に「来ないっての読み方
堀辰雄 「幼年時代」

...このほど常州の一村落に仮住かねがね愛好してゐたところの釣三に余生を愉しんでゐると聞いて...   このほど常州の一村落に仮住かねがね愛好してゐたところの釣三昧に余生を愉しんでゐると聞いての読み方
正岡容 「浅草燈籠」

...「さア……」と曖な応答をしておいた...   「さア……」と曖昧な応答をしておいたの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...それはよくぞんじているんですけれど……」女客は曖に言った...   それはよくぞんじているんですけれど……」女客は曖昧に言ったの読み方
室生犀星 「三階の家」

「昧」の読みかた

「昧」の書き方・書き順

いろんなフォントで「昧」

「昧」の英語の意味

「昧なんとか」といえば?   「なんとか昧」の一覧  


ランダム例文:
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