...」その言葉が終るか終らないかのうちに、不昧は早口に、「もはやおよろしいでせうか...
薄田泣菫 「茶話」
...妙子がこの家でどんなにしたい三昧(ざんまい)の贅沢(ぜいたく)をしていたかが想像出来るのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...家族主義ということばの意味は甚だ曖昧(あいまい)であるが...
津田左右吉 「陳言套語」
...曖昧な概念が一つの合言葉として通用している内...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...大衆という概念は社会学によると至極呑気で曖昧であるように見えるが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...併しこの曖昧な処が案外色々の関係を説明出来るものを含んでいるということを...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...はっきり分ってる事柄が曖昧になったりする...
豊島与志雄 「待つ者」
...仕度三昧(したいざんまい)の贅沢の揚句に案出した極端な凡ての娯楽的芸術を最も能く総括的に代表したものである...
永井荷風 「虫干」
...再び昧(くら)くしなければならないという事が...
夏目漱石 「行人」
...今に」「うーん」と甥は曖昧に頷くのだが...
原民喜 「火の踵」
...その言葉からうける繊細な鋭さからは反対な――だからその意識外の半面は甚しく茫漠とした白々しい愚昧さのみであつた...
牧野信一 「公園へ行く道」
...蒙昧生活の中平等が大なる程度に行われている部分においては...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...我国の人口問題が長年包まれていた曖昧な点を明かにし...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そうだから曖昧でもしかたがないということは全然成り立たないわけであることはよくわかっているつもりです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「今の私の望みは閑散な身になって風流三昧(ざんまい)に暮らしうることと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」茶山は文化十二年二月某日昧爽に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...宮崎三昧道人も小説の原稿よりはむしろ詩句に適した書風で...
山本笑月 「明治世相百話」
...三昧(さんまい)に入る事十日余り...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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