...竹田屋この日種彦の春本水揚帳...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...夜竹田屋の主人歌麻呂の春本寐乱髪といふものを持ち来る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...竹田屋歌麻呂春本(金参拾円)広重の行書東海道(金百参拾円)を示す...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...竹田屋春水の作と称せらるゝ春本千種の花を持ち来れり...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...すまして春本や春画をかいていた其の瞬間の胸中をば呆れるよりは寧ろ尊敬しようと思立ったのである...
永井荷風 「花火」
...先日或人のはなしに耶蘇の伝記にもぢりたるフランス語の春本及旧約聖書の体裁になぞらへし此れも仏蘭西語の春本ありし由...
永井荷風 「古本評判記」
...余これを以て生活に必要ならざる玩具春本の類を購うの資となす...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...つまり春本だとか...
南部修太郎 「阿片の味」
...春本万竜(はるもとまんりゅう)...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...一万円とよばれた赤坂春本の万竜も淑雅(しゅくが)な学士夫人となっている...
長谷川時雨 「明治美人伝」
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正岡子規 「俳人蕪村」
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