......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...『春曙抄(しゅんしょしょう)』以来幾人もの国学者が試みたと同じようなことをいつまでも試みていたところで...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...『枕草紙』が正当に評価されるためには、『春曙抄』以来、あるいは徳川初期の活字本以来『枕草紙』として公認せられた作品の形に対して、徹底的な批評を試み、できるならば作者が形成したろうと思われる原形に還元して見なくてはならない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...春曙抄本のごとく雑然としたものでない」という点を問題にしてみたいと思う(1)...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...(春曙抄本)春はあけぼの...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...奥書きのゆえをもって安貞二年にも『枕草紙』は春曙抄本のごとき構造を持っていたと断定することの危険は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...次に春曙抄本は、「ころは」に続けて、正月一日、七日、八日、十五日、除目(じもく)、三月三日、四月の祭りなどの年中行事や自然を描写している...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...(春曙抄本)はらは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...春曙抄本の「山は」より「家は」に至る一連は校定本によれば五百七...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...だから我々はこの種の短文を問題とするときにはひとまず春曙抄本の順序を錯簡以前のものと考え...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...春曙抄本ではかなり唐突な場所に孤立して存する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...春曙抄本の形がなぜ起こったかは一応理解し得られるではなかろうか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...なおまた「『春曙抄』を流布本と称するがごとき簡単な頭脳」をもって『枕草子』の形態を論ずるのは学問的でないと言われているが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...だからここには前に流布本と記した所を春曙抄本となおした...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...「安貞二年奥書本と春曙抄とを同系統の本と見なし...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...『春曙抄』を本とし『盤斎抄』によって校訂したものであった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...村岡氏は春曙抄本の第七十段より第七十四段に至るまでの五段をあげ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...(手紙の来ぬ)もどかしさに」と答える(春曙抄本...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索