...そこへ袖口に下士の星章一つ附けた老人(としより)が入つて来た...
薄田泣菫 「茶話」
...燕尾服(えんびふく)に星章をつけたソーリン...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...星章を隠している白い折り返しのえり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...デコルテの胸に金剛石を鏤めた大星章が煌めいている...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...官服の袖についている星章にこすられて出来たものだという事が判りました...
久生十蘭 「魔都」
...金モールの腕章と三つ乃至五つの星章をつけた警視以上の身分...
久生十蘭 「魔都」
...絡頸(らくけい)の星章なんど正しく聖母マリアの像なり...
夢野久作 「白くれない」
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