...こういう昔語りを聞こうとは夢にも思っていなかった...
芥川龍之介 「偸盗」
...昔語り良人(おっと)がいよいよ来着(らいちゃく)したのは...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...幾の昔語りに耳傾けしが...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...諏訪昔語りか……」丸山勇仙が...
中里介山 「大菩薩峠」
...幼な馴染(なじみ)に聞いた昔語りの気分と...
中里介山 「大菩薩峠」
...なにしろ明治四十三年という茫々半世紀の昔語りで...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...その方がもっと滑稽な昔語りになることであろう...
中谷宇吉郎 「低温室だより」
...埃及(エジプト)の昔語りの女王のように妖艶なものに見せました...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...古老の昔語りには殘つて居り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...以下は老父(ちち)の昔語り――玄冶店(げんやだな)にいた国芳(くによし)が...
長谷川時雨 「大門通り界隈一束」
...それに尚(しょう)侯邸も今は昔語りかと思うと...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...島の名に依(よ)って記憶せられる遠い神代の昔語りがあるそうだ...
柳田国男 「木綿以前の事」
...ちょうど蟒蛇(うわばみ)の昔語りがあるばかりに...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...「そんなことはないさ」「昔語りというやつは...
山本周五郎 「麦藁帽子」
...たとえば三十年ばかりまえのことだったが……」こうしてまた昔語りが始まるのだった...
山本周五郎 「柳橋物語」
...」「もうリラなんか昔語りでつまらんですよ...
横光利一 「旅愁」
...それも今は昔語りとなってしまった……」と述懐して涙を流した...
吉川英治 「三国志」
...竹馬の友たりし頃の昔語りでもせんものと...
吉川英治 「三国志」
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