...昔日の思い出が蘇る...
...彼女は昔日のように髪を切った...
...昔日の友人と再会した...
...昔日の言葉を引き合いに出す...
...彼は昔日の栄光を取り戻すために努力している...
...昔日の不興をば少しも殘さず打ち消しつ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...昔日(せきじつ)のような可愛いものではなく...
海野十三 「地球盗難」
...昔日の戦争に於ける如き...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...昔日の俤(おもかげ)はありますまい...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...隣国に於ける昔日の纏足...
高村光太郎 「装幀について」
...あの折角の印度更紗(インドさらさ)の窓かけも最早や昔日(せきじつ)の俤(おもかげ)を止(とど)めず煤(すす)けてしまい...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...どこか昔日の力士逆鉾(さかほこ)を思い出させるものがある...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...昔日の改革の時代たるがごとく今日は実に改革の時代なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...昔日の粗朴ささへもが...
中原中也 「よもやまの話」
...その昔日露戦争の当時...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...昔日のような荒々しさはない...
火野葦平 「花と龍」
...昔日(せきじつ)鎖国の世なれば...
福沢諭吉 「学者安心論」
...昔日以上のぬきさしならないものが落語界と私との間にできてしまった時...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...いかなるその通商部門もその昔日の力を保持せざるに至ったことが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...光井へゆく途中はまるで昔日の俤(おもかげ)なしとなりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかし既に昔日の雑(ざつたふ)の面影をば留めない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昔日(せきじつ)の洛陽にかえろうとも思われません...
吉川英治 「三国志」
...昔日の盟を果たさんことを...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索