...煙草(たばこ)をふかしながら昔ばなしをしたり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...そして「コルドバ」の名を呼んでいるとまるで昔ばなしにきいた不思議な都のような気がしてなりませんでした...
アミーチス 日本童話研究会訳 「母を尋ねて三千里」
...昔ばなしを種にコーヒーをねだっている――というのはどうだネ」そこまでいうと...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...「ヨーロッパまで」が脇道の昔ばなしにはいって...
大杉栄 「日本脱出記」
...この昔ばなしの中にはなして置くことは...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...(この「光雲翁昔ばなし」は大正十一年十一月十九日(日曜日)の夜から始め出し...
田村松魚 「幕末維新懐古談」
...先生の昔ばなしを聴きたく希望していたので...
田村松魚 「幕末維新懐古談」
...昔ばなしを子供達にきかせる親ででもあるかのように...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...昔ばなしをするのが好きだった...
火野葦平 「花と龍」
...映画昔ばなしに夜を更かす...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...邦楽座のプロにたのまれた映画昔ばなしの稿六枚書く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...山野と話してるとこへ伊藤寿二来り、こゝで昔ばなし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...昔ばなしの中の都となっている...
宮本百合子 「あとがき(『モスクワ印象記』)」
...私の発言はすべてうやむやな世間話や発作的にはじまる母のくり言や昔ばなしに消え...
山川方夫 「愛のごとく」
...昔ばなしのほかに聞いたこともないし...
山本周五郎 「青べか物語」
...伊吹の昔ばなしだの...
吉川英治 「私本太平記」
...忠顕は苦笑し「――そのような昔ばなしはまず措(お)くといたしましょう...
吉川英治 「私本太平記」
...昔ばなし一つした例(ため)しがない...
吉川英治 「旗岡巡査」
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