...病院に運ばれた彼は昏迷状態にある...
...薬の過剰摂取で昏迷したことがある...
...交通事故で昏迷した友人が回復した...
...昏迷中の人には声をかけない方がいい...
...昏迷する前の記憶が何もないと話す人もいる...
...昏迷(こんめい)の底に...
芥川龍之介 「偸盗」
...そして不断の懐疑と懊悩との昏迷した状態...
豊島与志雄 「意欲の窒息」
...彼の心を昏迷(こんめい)さした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...深刻な食糧危機、政局の昏迷、社会情勢の不安、其他、あらゆる問題が堆積錯綜して、敗戦後の立ち直りが可能であるか否か、見通しさえもつき難かったのである...
豊島与志雄 「波多野邸」
...昏迷(こんめい)に陥った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...昏迷(こんめい)し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼は昏迷(こんめい)した目でマリユスを見つめた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして蒼白(そうはく)な昏迷(こんめい)した凄惨(せいさん)な様子で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...たがいの顔の見わけもつきかねるような昏迷のなかでうつらうつらしていた...
久生十蘭 「ノア」
...金五郎は、昏迷のため、気が鬱した...
火野葦平 「花と龍」
...異様な昏迷をおぼえた...
火野葦平 「花と龍」
...私は昏迷し、花びらをぎ取らうとしたが、片目になつた私の手は見当が狂つた...
北條民雄 「外に出た友」
...(c)彼らの錯乱し昏迷せる心は実にかくの如し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ昏迷(こんめい)があるばかりだ...
吉川英治 「剣の四君子」
...玄徳はまったく昏迷に疲れた...
吉川英治 「三国志」
...よけいに昏迷してしまうばかりで...
吉川英治 「親鸞」
...若い一身との複雑な昏迷の労(つか)れについても...
吉川英治 「親鸞」
...何もかもが昏迷(こんめい)している...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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