...一明治元年五月十四日の午(ひる)過ぎだつた...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...世の中がこんなに動乱を極めている明治元年の頃は...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...私が明治元年生まれの七十三歳...
関根金次郎 「本因坊と私」
...明治元年ぐらいの頭と同じなんだろう」三四郎も広田もこれに対してべつだんの挨拶をしなかった...
夏目漱石 「三四郎」
...天皇が一八六八年(明治元年)三月に...
蜷川新 「天皇」
...〈註〉一 (四〇ページ)明治元年四月二十一日太政官布告の政体書...
蜷川新 「天皇」
...明治元年三月から十月までのあいだ...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...これと戦うべき官軍熊本藩の依頼によって大至急で翻訳上梓された『洋兵明鑑』には「明治元年晩冬」の序文が付せられている...
服部之総 「福沢諭吉」
...明治元年九月二十一日(会津(あいづ)落城の一日まえにあたる)...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...明治元年彼女は七十八歳だった勘定になる...
服部之総 「蓮月焼」
...明治元年正月、伏見の変乱、前将軍慶喜公は軍艦に乗て東帰、次(つい)で諸方の官軍は問罪として東海東山の諸道より江戸に入り、関東の物論沸くが如(ごと)く、怒て官兵に抗せんとする者あり、恐れて四方に遁逃(とんとう)する者あり...
福澤諭吉 「故社員の一言今尚精神」
...明治元年の維新の時を去る事まだ僅かであったため...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...明治元年越後柏崎の戦いで官軍に射たれて死になすった旦那様のガラスの御写真がたった一枚あるそうだが...
正岡容 「寄席」
...彼が明治元年になって...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...僅に中間明治元年三月中旬より二年六月上旬に至る落丁があるに過ぎぬが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...第十年は明治元年である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...明治元年三月病を以て参与の職を辞し...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...明治元年一月四日の夜...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
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