...4.それは凡そ世に見る限りの最も明敏な假定であつて...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...日常の事物を把握するに明敏な頭脳は往々にして論理的に無能である場合が見出されるのは少なくない事実である...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...明敏な社会常識と...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...全体を整然と統一するだけの明敏なる知力を伴っている...
序 豊島与志雄 「ジャン・クリストフ」
...彼に必要なのはむしろ、思慮深い、博学な、明敏な、親切な、しかも厳格な、メントールのごとき指導者である――(それはグージャール自身のことを言ったものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...明敏なお延の眼にそれが映った時...
夏目漱石 「明暗」
...明敏な瞳をひらき...
長谷川時雨 「下町娘」
...だが僕は、D――の大胆な、思いきった、明敏な工夫力と、彼がその書類を有効に使おうと思うなら常にそれを手近に置かなければならないという事実と、それが総監のいつもの捜索の範囲内には隠されていないという、その決定的な証言とを考えれば考えるほど、――大臣がその手紙を隠すのに、ぜんぜんそれを隠そうとはしないという遠大な、賢明な方策をとったのだということがわかってきたのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...どちらかの優れて明敏なほうが得ることになる...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...こんなに鋭い明敏な男に下手な言い逃れは通じない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...明敏な質であったので...
松崎天民 「友人一家の死」
...「ああいう明敏な精神を持った人は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おん身の如く明敏なる人には言葉短くて足りなん...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あらゆる明敏な感覚を持つ名探偵のように...
夢野久作 「鉄鎚」
...流石(さすが)に悪魔式の明敏なアタマを持っておりましたAも...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...そのテリアたった一匹のために、お人形さんみたいな快活、明敏な令嬢が、破鏡の悲劇に陥ろうとしている...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...またその天蓋(てんがい)のかげに明敏なまなざしが働いていたことにも気がつかなかった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...御明敏な重喜公、それに、不肖(ふしょう)三位有村が帷幕(いばく)にあっていたしますこと」「ははははは……」と、それまで黙っていた阿波守は、いじけずにして濶達(かったつ)で、若々しい居候の言葉が気に入ったらしく哄笑(こうしょう)した...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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