...敵のなかのもっとも明敏な相手を迷わせ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...これはまことに明敏な注意である...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...明敏な知力と精鋭な感受性と豊富な生活力とが...
序 豊島与志雄 「ジャン・クリストフ」
...知力よりもさらに明敏な...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼に必要なのはむしろ、思慮深い、博学な、明敏な、親切な、しかも厳格な、メントールのごとき指導者である――(それはグージャール自身のことを言ったものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はあまりに明敏だったので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...アルノー夫人の明敏な言葉があったにもかかわらず...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...此の鄭樵といふ人は頭腦の明敏な人であつたと見えて...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...非常に大きな勤勉さと細かい明敏さは大部分の医学文献の特徴であるが...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...だが僕は、D――の大胆な、思いきった、明敏な工夫力と、彼がその書類を有効に使おうと思うなら常にそれを手近に置かなければならないという事実と、それが総監のいつもの捜索の範囲内には隠されていないという、その決定的な証言とを考えれば考えるほど、――大臣がその手紙を隠すのに、ぜんぜんそれを隠そうとはしないという遠大な、賢明な方策をとったのだということがわかってきたのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...どちらかの優れて明敏なほうが得ることになる...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...奸策という風にしか明察も明敏も作用しない男を...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「ああいう明敏な精神を持った人は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おん身の如く明敏なる人には言葉短くて足りなん...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのテリアたった一匹のために、お人形さんみたいな快活、明敏な令嬢が、破鏡の悲劇に陥ろうとしている...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...且つ平生若き女性に接する機会を有する文弱明敏...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...聡明敏感な彼のことだから...
吉川英治 「三国志」
...人を見るに人いちばい明敏(めいびん)な彼は...
吉川英治 「新書太閤記」
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