...また明和七年に長崎に赴いた際には...
石原純 「平賀源内」
...明和三年二月にも弘前...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...もしくは明和四年...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...近くは宝暦(ほうれき)初年西村重長(にしむらしげなが)の『江戸土産(えどみやげ)』及び明和(めいわ)に入りて鈴木春信が『続江戸土産』の梓行(しこう)あるに過ぎざりしが...
永井荷風 「江戸芸術論」
...『絵本舞台扇』及びその続編は春章並(ならび)に同時代の画工一筆斎文調(いっぴつさいぶんちょう)の合作せるものにして明和安永における江戸大坂両都の俳優を一覧するの便あり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...この絵本はまた鈴木春信の『青楼美人合(せいろうびじんあわせ)』(五冊)『春(はる)の錦(にしき)』(二冊)と共に色摺絵本中の最も古くまた最も精巧なるものとして板画研究者の珍重する処たり(明和以前の絵本は皆墨摺にして色摺はなし)...
永井荷風 「江戸芸術論」
...明和のころ深川洲崎の料理茶屋は...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...その後、宝暦明和の頃、青木昆陽、命を奉じてその学を首唱し、また前野蘭化、桂川甫周(ほしゅう)、杉田斎(いさい)等起り、専精してもって和蘭の学に志し、相ともに切磋(せっさ)し、おのおの得るところありといえども、洋学草昧(そうまい)の世なれば、書籍(しょじゃく)はなはだ乏(とぼ)しく、かつ、これを学ぶに師友なければ、遠く長崎の訳官についてその疑を叩(た)たき、たまたま和蘭人に逢わばその実を質(ただ)せり...
福沢諭吉 「慶応義塾の記」
...一、古人の俳句を読まんとならば総じて元禄(げんろく)、明和(めいわ)、安永(あんえい)、天明(てんめい)の俳書を可とす...
正岡子規 「俳諧大要」
...明和以後枯楊(こようげつ)を生じてようやく春風に吹かれたる俳句は天明に至りてその盛を極(きわ)む...
正岡子規 「俳人蕪村」
...川口善光寺の開帳は明和度のことで...
三田村鳶魚 「女順禮」
...即ち明和七年に小母が死んでから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...明和六年に阿部家に代替があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後明和五年になつて黒田筑前守繼高の手に梶原家から戻つた...
森鴎外 「栗山大膳」
...――――――――――――――――明和三年に大番頭になつた石川阿波守總恆の組に...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...とう/\明和三年まで十四年間勤めた...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...明和から安永の末へかけて...
山本周五郎 「風流太平記」
...珍品は明和・安永から寛政ごろのものに多い...
山本笑月 「明治世相百話」
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