...開明主義者は伝統的な価値観とは異なるアイデアを持っている...
...僕は寧ろ諸公を目するに素朴観念論に心酔したる原始文明主義者を以てするものなり...
芥川龍之介 「文部省の仮名遣改定案について」
...明主の知遇身に受けて三顧の恩にゆくりなく立ちも出でけむ舊草廬...
土井晩翠 「天地有情」
...およそ明主と称し賢君と唱えらるるもの...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...賢臣と明主との間はこうなければならない事です...
中里介山 「大菩薩峠」
...光明主義でしてね...
中里介山 「大菩薩峠」
...一切万事有形も無形も文明主義の一以て之を貫くと敢て公言して又実際に之を実行しながら...
福沢諭吉 「新女大学」
...ソコで東洋の儒教主義と西洋の文明主義と比較して見るに...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...唯(ただ)今日の文明主義に変化して開国一偏に国事を経営して呉(く)れゝば遺憾なしと思えども...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...転知黎庶帰明主...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...――天地反覆(ハンプク)火(ひ)(ソ)セント欲ス大廈(タイカ)崩(クズ)レントシ一木扶(タス)ケガタシ四海ニ賢(ケン)アリ明主ニ投ゼントス聖主ハ賢(ケン)ヲ捜(サグ)ルモ却ッテ吾ヲ知ラズ「……はてな?」玄徳は何か自分の身を歌われているような気がした...
吉川英治 「三国志」
...千里を翔(か)けても珠(たま)なき樹には棲(す)まずというわれ困(こう)じて一方を守り英主にあらねば依らじとし自ら隴畝(ろうほ)を耕していささか琴書(きんしょ)に心をなぐさめ詩を詠じて鬱(うつ)を放ち以て天の時を待つ一朝明主に逢うあらば何の遅きことやあらん……玄徳はそっと階をのぼって...
吉川英治 「三国志」
...曹叡(そうえい)ほどな明主にして...
吉川英治 「三国志」
...明主ぞ仁君ぞと仰がれていながら...
吉川英治 「新書太閤記」
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