例文・使い方一覧でみる「明けっ放し」の意味
スポンサーリンク...じつに明けっ放しで単純きわまるこの男が... 
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...――元来私の妻は不断から隠しごとの出来ない明けっ放しな性質の女なんです...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...すっかり明けっ放しで...
豊島与志雄 「反抗」
...明けっ放しの笑い方...
中里介山 「大菩薩峠」
...家を明けっ放しにして夜もすがら踊り抜こうという連中が...
中里介山 「大菩薩峠」
...千代子はかくのごとく明けっ放しであった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...陽気で明けっ放しで...
野村胡堂 「死の予告」
...明けっ放した六畳でこんな無駄を応酬しておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...明けっ放しな表情から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...表は明けっ放しの中庭ですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...敬太郎の明けっ放しな顔にはそう書いてあったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小僧殺しの下手人は見当もつかねエ」明けっ放したままの格子戸の中へ入ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...話がうまいのは、明けっ放しで、機智（ウイット）のあるせいらしく、それにブチこわしなあけすけの程度にも、妙に程の良いところがあって、相手の好寄心と好意とを、手いっぱいに引出す力を持っていそうです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...明けっ放した庭先の夕陽に...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...窓は明けっ放したまま...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...バルブ明けっ放しで...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...――暑苦しいために明けっ放した表から...
葉山嘉樹 「生爪を剥ぐ」
...明けっ放しに交わされるのであった...
吉川英治 「日本名婦伝」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？