...慊堂は昌平黌(しょうへいこう)の教授で弘化元年に歿した事は識者の知る所...
永井荷風 「向嶋」
...特給官舎於昌平黌内」と云ふことになつた従母婿(じゆうぼせい)の二洲尾藤良佐(びとうりやうさ)が住んでゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昌平辺先生とは昌平黌の祭酒博士を謂ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...江戸に来て昌平黌の員長に推された...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...印南がいかなる時に籍を昌平黌に置いたかと云ふことがわかる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又昌平黌に於ける進退出処も略(ほゞ)窺ひ知ることが出来る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」わたくしは此年十二月十日に尾藤二洲が病を以て昌平黌の職を罷めたことを記して置きたい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...嘉永二年以来昌平黌(しょうへいこう)の教授になっていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...昌平黌(しやうへいくわう)に講説し...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...昌平黌(しょうへいこう)に入った...
森鴎外 「安井夫人」
...昌平黌に入るには林か古賀かの門に入らなくてはならなかったのである...
森鴎外 「安井夫人」
...翌年仲平は昌平黌の斎長(さいちょう)になった...
森鴎外 「安井夫人」
...ついで謙助も昌平黌出役になったので...
森鴎外 「安井夫人」
...叔父頼杏坪に従つて東遊し昌平黌(しやうへいくわう)に学び尾藤二洲の塾に在り...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...そのころ昌平黌(しょうへいこう)の教官で平松なにがしという学者がいた...
山本周五郎 「菊千代抄」
...昌平黌に学ぶことを願って...
山本周五郎 「はたし状」
...殿が昌平黌(しょうへいこう)の仰高門日講に出られた...
山本周五郎 「初蕾」
...昌平黌(しょうへいこう)と...
吉川英治 「松のや露八」
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