...昇降口(しようかうぐち)の其方(そつち)の端(はし)から...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...十二階へ昇りまして...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...馬禿山から白い煙の幾筋も昇っているのが...
太宰治 「魚服記」
...まいりましょう! シャアお前もおいで!」と先に立たれたこの少年太子の後から私たちも昇降機(エレベーター)を降りたが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...更衣(きがえ)するつもりで二階の昇口(あがりぐち)へ往(い)ったところで...
田中貢太郎 「幽霊の衣裳」
...昇降口の方へ衝(つ)とかがみこんだ...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ペルゴレーズ街の殺人事件」
...呂昇が出て来て金屏風(きんびょうぶ)の前の見台(けんだい)に低頭(ていとう)した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その一筋は岡の方へと昇るやや急な坂になり...
永井荷風 「葛飾土産」
...居つけば一躍して甲種へ昇格するが...
中里介山 「大菩薩峠」
...毫(すこし)でも高(たか)く立(た)ち昇(のぼ)ることを許容(ゆる)されて居(を)らぬ...
長塚節 「土」
...それは現在の気温上昇が...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
......
仁科芳雄 「國民の人格向上と科學技術」
...昇(のぼ)るようにしないんだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...今も人を捉(つかま)えて口説(くど)いて口説いて困らせ抜いた」「あらあらあんな虚言(うそ)を吐(つ)いて……非道(ひど)い人だこと!……」昇は天井を仰向いて...
二葉亭四迷 「浮雲」
...秋にはもう右近衛(うこんえ)の中将に昇進した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...孟蜀韓保昇云...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しなやかに昇る噴水で飾られた園(その)がある...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...昇格問題や徴兵猶予...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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