...円い十四日の月がユラ/\と姫神山の上に昇つた...
石川啄木 「鳥影」
...石炭の入った吊り籠がユラリユラリと頭の上を昇ってゆくのが見えた...
海野十三 「地獄街道」
...吾妻橋西詰ノ方ラシイ)ニ前ヨリモ高ク上空迄暗雲中ニ象鼻状(見取圖略)ノ白氣ガ搖レナガラ立昇ルヲ見タ...
海野十三(佐野昌一) 「寺田先生と僕」
...階段を自分の部屋へ昇つて行き...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...とんとんと階段を駈(か)け昇る足音がして...
高見順 「いやな感じ」
...その昇る太陽はこの男よりも物淋しいものを照さなかった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...美しいカーペットの敷いてある階段を昇って二階に行こうとした...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...眩いばかり雪降り積つた緑の夜を接唇(くちづけ)は海の上にゆらりゆらりと立昇り...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...結晶は地表に達する前に昇華作用などによって変化するので...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...即ち昇華による固化という現象によって空気中に生じた氷が地上へ降りて来たものがわれわれのいわゆる雪なのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...水蒸気の昇華凝縮によって出来るもので...
中谷宇吉郎 「雪」
...火鉢の上の鉄瓶をさらって二階に駆け昇り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「昇給」の受け方は又ベラボーで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ヒラ/\とたなびいて緑なる春の河を静かに昇つて行つた...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...神様の手ぢや上へ昇れないわ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...姫は天にも昇らんばかりに喜んで...
夢野久作 「白髪小僧」
...道の割石の弛んだ隙間がタッチの凄い鱗のように黒くうねうねと這い昇っていた...
横光利一 「旅愁」
...右馬允に昇官したので...
吉川英治 「平の将門」
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