...昇が後について來るのを見もしないで玄關に出で...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...太陽は中天に昇つて光を増し...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...誤りて幕府に参昇を企てんか...
太宰治 「右大臣実朝」
...立ち昇る煙それ自体で救はれてゐるのである...
太宰治 「お伽草紙」
...立ち昇る煙それ自體で救はれてゐるのである...
太宰治 「お伽草紙」
...それが連続しながら天井の方へ昇って往った...
田中貢太郎 「雨夜草紙」
...更衣(きがえ)するつもりで二階の昇口(あがりぐち)へ往(い)ったところで...
田中貢太郎 「幽霊の衣裳」
...「キリストの昇天」「十字架上のキリスト」この二つの名画の見物料を儲け出すことは...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...その一味同志というのが、この表にもある名前の大部分で、鈴木三樹三郎は彼の弟である、中西昇と、内海二郎はその代稽古をしていた、これに服部三郎兵衛、加納直之助、佐野七五三之助、篠原泰之進ら八人が打連れて、近藤ともろともに京都へ上って行った、それがそもそも縁のはじまり...
中里介山 「大菩薩峠」
...昇るものは、昇りつつある自覚を抱いて、降(くだ)りつつ夜に行くものの前に鄭寧(ていねい)な頭(こうべ)を惜気もなく下げた...
夏目漱石 「虞美人草」
......
仁科芳雄 「國民の人格向上と科學技術」
...をさな兒の怒り昇天し...
萩原朔太郎 「決鬪」
...あれもお前お蔭さまで此間は昇給させて頂いたし...
樋口一葉 「十三夜」
...昇と同席の時は何時でもこうで...
二葉亭四迷 「浮雲」
...紫いろの油の煙りが濛々と立ち昇る...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...一夜造りの淫祠を昇格し...
南方熊楠 「十二支考」
...かれが頂上に昇りつめたとき四囲の窓窓がすべて金網を張りつめられ...
室生犀星 「幻影の都市」
...立ち昇る香煙のなかに佇みながら私は茂左衞門を思ひ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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