...昆虫の脚は三対、蜘蛛は四対、高等甲殻類は五対、そしてそれ等がすべて身体の正確な場所から出ている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...昆虫の其の点はなか/\よく知られてゐる――とりわけ蚕の蝶はね――蚕は或る営養物以外のものはとらないのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...此の風が運んで来るのとは違つた原因から昆虫の雨が降る事がある...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...すべての昆虫の角でも...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...耳は扇とかざしたり、鼻は象牙(ぞうげ)に介(はさ)みたり、半眼(はんがん)にして辿(たど)りゆくその胴腹(どうばら)の波だちに、息のほてりや、汗のほけ、烟(けむり)となつて散乱し、幾千万の昆虫が、うなりて集(つど)ふ餌食(ゑじき)かな...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...昆虫標本(こんちゅうひょうほん)...
田山花袋 「田舎教師」
...渡り鳥の場合にでも解釈のつきにくいこれらの問題はこのいっそう智能の低い昆虫の場合にはいっそうわかりにくそうである...
寺田寅彦 「柿の種」
...こおろぎや蜘蛛(くも)や蟻(あり)やその他名も知らない昆虫(こんちゅう)の繁華な都が...
寺田寅彦 「芝刈り」
...年々鳥雀(ちょうじゃく)昆虫の多くなり行くこと気味わるきばかりなり...
永井荷風 「夕立」
...昆布や烏賊(するめ)や洟紙(はながみ)や首巻や...
中原中也 「暗い天候」
...手づかみでとろゝ昆布を新聞紙の上にあけた...
林芙美子 「雨」
...固い昆布(こんぶ)がはいっていて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...別に鍋へ昆布出(こんぶだ)しの美味しい汁を拵えて今の松魚を流し込みます...
村井弦斎 「食道楽」
...○昆布は蛋白質七分一厘一毛...
村井弦斎 「食道楽」
...)合唱する昆虫等好くぞ来ませる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...それに昆虫類や、魚類や、貝類等はその種類甚(はなは)だ多く、色彩は美麗を極め、博物学者の心をそそる所です...
柳宗悦 「民藝四十年」
...貢さんは火鉢の火種(ひだね)を昆炉(しちりん)に移し消炭(けしずみ)を熾(おこ)して番茶(ばんちや)の土瓶(どびん)を沸(わか)し...
與謝野寛 「蓬生」
...昆布(こんぶ)やら...
吉川英治 「私本太平記」
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