...塩昆布、キャラ蕗、芹の味噌漬、小魚や三度豆の佃煮、でんぶ、鰹節などですが、豆をあまく煮つめたものなども、意外に歓迎されます...
石川欣一 「山を思う」
...昆虫などを犯人に仕立てて...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...人々口より口に伝えて事実が永く後昆(こうこん)に伝わるものである...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...野生の昆虫類もほぼこれと同じくらいの卵をおのおの木の葉の裏とか...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...夜の昆虫(こんちゅう)どもがそれにひらひらからかっていた...
太宰治 「逆行」
... 七銭 バツト一ツ〆金 八十一銭外にワヤ代(冬村君の保證によつて懸)□・こゝろおちつかず塩昆布を煮る・さみしさへしぶい茶をそゝぐ長い...
種田山頭火 「其中日記」
...これらの数多くの昆虫をひきよせるものと見える...
寺田寅彦 「柿の種」
...小母さんの娘の正子が、動物づくし、魚づくし、昆虫づくしなど、きれいな絵本を持って来て見せた...
豊島与志雄 「春盲」
...昆虫でも研究なさるのは...
豊島与志雄 「野ざらし」
...昆布店は、もしそれが東京にあったなら、恐らくは、増えるか、減るか、したであろう...
直木三十五 「大阪を歩く」
...昆布(こんぶ)がゆらぐように妖(あや)しいうごきかたをします...
火野葦平 「人魚」
...少なくとも二十匹の昆虫が...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...いろんな花だの昆虫などを採っては大人しく遊んでいた...
堀辰雄 「菜穂子」
...紋付きの夏羽織を昆布のやうに翻がへして猪の勢ひで突喚して来る山高帽子の村長の浅猿(あさま)しい姿を見た...
牧野信一 「鱗雲」
...丹沢山に昆虫採集に赴き山猿に出遇ふの記...
牧野信一 「貧しき日録」
...○薩摩芋あるいは他の芋類を多食して胸の閊(つか)えたる時は昆布を食すべし...
村井弦斎 「食道楽」
...竹の子と昆布と一緒に湯煮ると双方ともに柔くなる事は聞いて居たが牛蒡にも利くかね...
村井弦斎 「食道楽」
...貢さんは火鉢の火種(ひだね)を昆炉(しちりん)に移し消炭(けしずみ)を熾(おこ)して番茶(ばんちや)の土瓶(どびん)を沸(わか)し...
與謝野寛 「蓬生」
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