...彼はそれ等昆虫の日本名を私に教えていて...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...夜飛び込んで来る甲虫その他の昆虫を――時に蚤を――つかまえて入れる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...既に未来の昆虫の型を表示した投影を確かに見る事が出来る...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...私はその鞘翅類をも私の採集した珍昆蟲十種のうちにいれて教師へ出した...
太宰治 「思ひ出」
...夜の昆虫(こんちゅう)どもがそれにひらひらからかっていた...
太宰治 「逆行」
...塩昆布(しおこんぶ)を載せて食べている母親は...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...昆虫の世界は覗く間がなかった...
寺田寅彦 「高原」
...北京郊外万寿山の昆明湖は...
豊島与志雄 「北支点描」
...小鳥の囀(さえず)りで足りないところは昆虫(こんちゅう)の羽音が補っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...皿の中にはうまそうな昆布巻(こんぶまき)や...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...昆虫の生態は、幼虫時代と、蛹虫(ようちゅう)時代と、蛾蝶(がちょう)時代の三期に分れる...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...昆布(トロロ昆布)……それから金平糖...
久生十蘭 「南極記」
...その上に漂っているさまざまな芥(あくた)の間をすいすいと水を切りながら泳いでいる小さな魚や昆虫を一人で見ているうちに...
堀辰雄 「幼年時代」
...鄭樵(ていしょう)の『通志略(つうしりゃく)』にはその書中の「昆蟲草木略」において「木蘭ハ林蘭ト曰ヒ杜蘭ト曰フ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...昆虫により雄蕊(ゆうずい)の花粉が柱頭に伝えられる...
牧野富太郎 「植物知識」
...別に鍋へ昆布出(こんぶだ)しの美味しい汁を拵えて今の松魚を流し込みます...
村井弦斎 「食道楽」
...ははは」「……旦那」「何じゃ」「昆陽寺へ戻(もど)れと仰っしゃる理由は?」「わからんか...
吉川英治 「黒田如水」
...摂津の昆陽野(こやの)(伊丹(いたみ))から馬をとばして来て...
吉川英治 「私本太平記」
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