...木曾に旭日将軍あり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...旭の光輝(ひかり)に照らされたる...
泉鏡花 「活人形」
...旭日(きょくじつ)の房総(ぼうそう)の山に掛るあり...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...その次の日旭岳に登るだけにて...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...旭(あさひ)が一面にきらきらと射していた...
徳田秋声 「あらくれ」
...釧路(一)旭川に二夜(ふたよ)寝て...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...だから、恩給恩給、と云うが、何んと私は、岡山へ行って、試験の日、半日、旭川で、ボートを漕(こ)いでいたのである...
直木三十五 「死までを語る」
...旭川から函館まで私が逢ったかぎりのすべての人々に...
服部之総 「望郷」
...函館へ着くと、半分に分れて、一方は小樽から札幌、岩見沢、旭川、わっかないと云う順に廻り、一方は室蘭、帯広、釧路、網走と巡って行くのであったが、伊代はわざわざ帯広まわりを申し出て、六月にしては朝晩の寒さの激しい宗谷本線へ向った...
林芙美子 「帯広まで」
...わたくしをして冬旭が麻布竜土町辺に住んでゐたかを思はしめるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その百七十四蘭軒は此年丙戌の五月十三日に重て入谷村の旭升亭に会した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「妍々旭日上疎櫺...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...またほぼ旭日(きょくじつ)の上る方角にあった故に...
柳田国男 「海上の道」
...旭川署に出頭しますと...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...向うの庭の枯れ木立の間から眩しい旭(ひ)の光りが...
夢野久作 「白髪小僧」
...遼西(りょうせい)・遼東(りょうとう)一いまや曹操の勢いは旭日の如きものがあった...
吉川英治 「三国志」
...勢い旭日のごときものがあり...
吉川英治 「三国志」
...旭(あさひ)が紅(あか)く映(さ)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??