...湿の天気旬余に及ぶ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...病褥(びょうじょく)に呻吟(しんぎん)すること旬余日...
野中到 「寒中滞岳記」
...すなわちその文句は彼岸桜 其花桜花ヨリ小ニシテ桜ニ先立テ早ク開クコト旬余日花開ク時葉未レ生桜ヨリ小樹ナリ花モ小也桜ノ類也である...
牧野富太郎 「植物記」
...樵歌に「予因事徙居都下二旬余...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...竹里と任有亭との間に市中に住んだ二旬余があるからであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...霞亭が竹里を去つて市中に住んだ「二旬余」を二十五日と算すること...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...京都に一屋を借りて歓待旬余弟子をして周旋せしむ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
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