...早暁に出発する - To depart early in the morning...
...早暁の散歩 - An early morning walk...
...早暁の出来事 - An incident that occurred early in the morning...
...早暁の空 - The early morning sky...
...早暁から働く - To work from early morning...
...その早暁(そうぎょう)...
海野十三 「人造人間殺害事件」
...早暁の市内はいとも平和な表情だった...
高見順 「いやな感じ」
...父親は早暁から村へ下りて行ったのである...
太宰治 「魚服記」
...早暁の町のアスファルトの上を風に吹かれて行く新聞紙や...
寺田寅彦 「映画時代」
...私たちは早暁薬専の壕に移動して...
永井隆 「長崎の鐘」
...その辺は深く心配するには足りないが、おりから早暁、あたりに人の通行の無きに乗じ、城を横目に睨み上げて、南条、五十嵐の両名が、高声私語する節々(ふしぶし)を聞いていると、金城湯池(きんじょうとうち)をくつがえすような気焔だけはすさまじい...
中里介山 「大菩薩峠」
...一九二二年二月二十五日の早暁...
久生十蘭 「青髯二百八十三人の妻」
...発震時が早暁であったために...
武者金吉 「地震なまず」
...早暁(そうぎょう)なので...
吉川英治 「大岡越前」
...召使いのことばによると、早暁また悪友五、六人と組んで何処へともなく、出かけてしまったということであった...
吉川英治 「三国志」
...こよいは一宿して、早暁、追撃にかかっても遅くはあるまいと、「やすめ」の令を、全軍につたえた...
吉川英治 「三国志」
...ここへは、人知れず、大蔵の足利高氏も、夜陰、或いは早暁に、師の禅語に接すべく、折々ただ一人で、通って来ていたことだった...
吉川英治 「私本太平記」
...早暁の気を吸って...
吉川英治 「私本太平記」
...――それが二十五日の早暁...
吉川英治 「私本太平記」
...……こう早暁にお登りとは思いませんでしたので」「いやいや...
吉川英治 「新書太閤記」
...まだ真っ暗な早暁(そうぎょう)であったから――以後の主君の動静はわからない...
吉川英治 「新書太閤記」
...――てまえが長浜のお城を脱して来たのは四日の早暁でございましたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...早暁、手を握つて別れる...
若山牧水 「木枯紀行」
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