...旧里(ふるさと)に預(あず)け置きたる三歳の小児(しょうに)が事など始めて想い起せし事もありたり...
野中到 「寒中滞岳記」
...近くはわが旧里にも俊英の士君子ありしは明らかにわが輩の知るところなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...願くは我が旧里中津の士民も...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...旧里静岡に蟄居(ちっきょ)して暫(しば)らくは偸食(とうしょく)の民となり...
二葉亭四迷 「浮雲」
...旧里(きゅうり)に帰りあわれなる暮(くら)しをなせり...
柳田国男 「遠野物語」
...二条富ノ小路の旧里内裏(さとだいり)へ...
吉川英治 「私本太平記」
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