例文・使い方一覧でみる「旧情」の意味

...天涯旧情を話す... 天涯旧情を話すの読み方
太宰治「津軽」

...旧友井生君を訪ねて旧情を温めた... 旧友井生君を訪ねて旧情を温めたの読み方
種田山頭火「行乞記」

...浅岡田代が去ったあとへ悪漢旧情夫が登場するのであるが... 浅岡田代が去ったあとへ悪漢旧情夫が登場するのであるがの読み方
寺田寅彦「初冬の日記から」

...葉石（はいし）よりも直接に旧情を温めたき旨（むね）申来（まをしきた）るなど... 葉石よりも直接に旧情を温めたき旨申来るなどの読み方
福田英子「母となる」

...旧情を温め旁々（かた／″＼）一夕僕は氏をニコラーエフスカヤの其の宅に訪うた事がある... 旧情を温め旁々一夕僕は氏をニコラーエフスカヤの其の宅に訪うた事があるの読み方
二葉亭四迷「露都雑記」

...旧情をあたためることができるかどうかを... 旧情をあたためることができるかどうかをの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「トニオ・クレエゲル」

...しいて旧情をあたためることに同意をさせても... しいて旧情をあたためることに同意をさせてもの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...能不動旧情... 能不動旧情の読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...相見所言只旧情... 相見所言只旧情の読み方
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

...旧情をのべた末に... 旧情をのべた末にの読み方
吉川英治「三国志」

...旧情を呼び起した... 旧情を呼び起したの読み方
吉川英治「三国志」

...端（ハシ）ナクモ、過グル頃ヨリ敵味方トワカレ、矢石（シセキ）ノアイダニ別ルルモ、旧情ハ一日トテ、忘レタコトハナイ... 端ナクモ、過グル頃ヨリ敵味方トワカレ、矢石ノアイダニ別ルルモ、旧情ハ一日トテ、忘レタコトハナイの読み方
吉川英治「三国志」

...旧情をうごかされて... 旧情をうごかされての読み方
吉川英治「三国志」

...晁蓋（ちょうがい）の旧情が思い出され... 晁蓋の旧情が思い出されの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...一別以来の旧情なども叙（の）べ終ると... 一別以来の旧情なども叙べ終るとの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...宋江の忘れない旧情が... 宋江の忘れない旧情がの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...纏綿（てんめん）の旧情を解くべきか... 纏綿の旧情を解くべきかの読み方
吉川英治「平の将門」

...一別以来の旧情をのべてから... 一別以来の旧情をのべてからの読み方
吉川英治「平の将門」

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