...既に旦夕に迫れるを見...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...旦夕(あさよひ)に淡道島の寒泉(しみづ)を酌みて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...一旦夕にして成立し得るものにあらず...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...旦夕(たんせき)に在り...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...彼はいよいよ死の旦夕(たんせき)に迫りたるを知り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...なにしろ命旦夕に迫っているんだから...
久生十蘭 「魔都」
...我が国の安危(あんき)旦夕(たんせき)に迫れり...
福田英子 「妾の半生涯」
...旦夕(たんせき)を測られざる者豈(あに)手を拱して四十歳を待たんや...
正岡子規 「病牀譫語」
...命旦夕に迫った病人...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...馬春堂は命旦夕(たんせき)に迫っておる……」「なあに大丈夫...
吉川英治 「江戸三国志」
...斜谷の陥落もはや旦夕(たんせき)にありとみて...
吉川英治 「三国志」
...「城中の運命はもうここ旦夕(たんせき)のうちです...
吉川英治 「三国志」
...いまは命旦夕(めいたんせき)の危急にあるなどという情況も...
吉川英治 「私本太平記」
...いやすでに命(めい)旦夕(たんせき)の危急と聞く...
吉川英治 「新・水滸伝」
...命(めい)旦夕(たんせき)にせまっている...
吉川英治 「新・水滸伝」
...命旦夕(たんせき)に迫ってだめらしいというときに『みな弟子ども...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...命(めい)旦夕(たんせき)と思われた孤城は...
吉川英治 「日本名婦伝」
...御風気のところ此度は御模様ただならず畏れながら旦夕(たんせき)に危ぶまれ申候然し乍(なが)ら...
吉川英治 「宮本武蔵」
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