...心臓発作が怖いから、毎日歩くようにしている...
...一日歩かなければ一日の堕落だ...
種田山頭火 「行乞記」
...昨日歩いたからだらう...
種田山頭火 「其中日記」
...かなりに難儀な迷ひ易い路を一日歩かなければならなかつた...
田山花袋 「日光」
...一日歩いて骨折ってみても...
津村信夫 「月夜のあとさき」
...二三日歩き回っているうちに...
寺田寅彦 「試験管」
...母が日歩の金なんかを内々廻すようになったのも...
豊島与志雄 「黒点」
...でも半日歩き續けて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...医者は毎日歩けという...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...遊楽を共にしてゐても「日歩三銭」の処で行き詰つてしまふのである...
葉山嘉樹 「工場の窓より」
...日歩(ひぶ)とかや言(い)ひて利金(りきん)安(やす)からぬ借(か)りなれど...
樋口一葉 「たけくらべ」
...その日は一日歩きつめた...
本庄陸男 「石狩川」
...わたしが半日歩いては三日泊り...
牧野信一 「湖の夢」
...何の曲りもない一本道だけに斯うした天気の日歩くのは非常に退屈する...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...革命の歩みとともに毎日歩いたり働いたりしていた...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...こういう色の少しでも残った所を求めては終日歩き廻る...
柳宗悦 「全羅紀行」
...毎日歩き廻ったため定雄も千枝子も相当に疲れていたが...
横光利一 「比叡」
...この際涯(さいがい)のない山中を数日歩き迷っているという事は...
吉川英治 「江戸三国志」
...薊州の城内を一日歩いた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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