...この本は日本紙で作られています...
...日本紙の手紙を書くのが好きです...
...日本紙で包んでプレゼントしましょう...
...日本紙に虫食いがあるので注意してください...
...日本紙の和風雑貨を買いたいです...
...その日本紙の切れっぱしこそ...
江戸川乱歩 「大金塊」
...日本紙の紙屑は嵩張らないだけに氾濫する度数も少く...
谷崎潤一郎 「文房具漫談」
...日本紙だと手軽に運搬出来るのである...
谷崎潤一郎 「文房具漫談」
...*日本紙や毛筆を使ふと...
谷崎潤一郎 「文房具漫談」
...日本紙に大きな文字を木版刷りにした書物のページに...
寺田寅彦 「柿の種」
...日本紙ならば反古(ほご)も押入の壁や古葛籠(ふるつづら)が張れて徳用とも答へがたく...
永井荷風 「小説作法」
...その草稿に日本紙を用うるは生田葵山(いくたきざん)子とわたしとの二人のみだという...
永井荷風 「十日の菊」
...春秋社からも和製日本紙本を出しているから...
中里介山 「生前身後の事」
...成るほど和装日本紙ではあるけれどもそれは前にいう純粋な手製本とは全く違うのである...
中里介山 「生前身後の事」
...これを日本紙の紙撚(こより)の先端に包み込んだものである...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...この日本紙の紙撚というのも重要な意味があるのであって...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...日本紙へ活版で刷った予約の『八犬伝』を綺麗(きれい)に重ね込んでいた...
夏目漱石 「道草」
...それ以前にはおよそ外人が使用しうる日本紙幣というものは存在しないのだから...
服部之総 「Moods cashey」
...……日本紙を幾枚も張り重ねて膠(にかわ)とへちまで形をつけ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...後は胡粉と膠(にかわ)で固めた日本紙...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...銘々に写して、その写本を以(もっ)て毎月六才位(ぐらい)会読をするのであるが、之(これ)を写すに十人なら十人一緒に写す訳(わ)けに行かないから、誰が先に写すかと云(い)うことは籤(くじ)で定(き)めるので、扨(さて)その写しようは如何(どう)すると云うに、その時には勿論(もちろん)洋紙と云うものはない、皆日本紙で、紙を能(よ)く磨(すっ)て真書(しんかき)で写す...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...あれば日本紙でペンでかけるのなんかでもまあ用に足りますね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...原稿は常に日本紙畳刷のものに筆で小さく書かれるので...
山本笑月 「明治世相百話」
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