...いつもつながれてほえるほかない犬で・つながれて寝てゐる犬へころげる木の実・春風のはろかなるかな鉢の子を・からりと晴れたる旅の法衣の腰からげ三月十三日折々降るが...
種田山頭火 「其中日記」
...「後日折を見て取出すつもりで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三その日折よく僕の家では母は使にでも出たものか留守だつたので...
牧野信一 「蘭丸の絵」
...古くは「日折の日」という名も一つだけ伊勢物語に出ている...
柳田国男 「年中行事覚書」
...卯月八日折口氏の髯籠(ひげこ)の話の中に「卯月八日のてんとうばななども...
柳田国男 「年中行事覚書」
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