例文・使い方一覧でみる「日の本」の意味

...わが日の本に摩利（まり）の教を布（し）こうと致す沙門の身じゃ... わが日の本に摩利の教を布こうと致す沙門の身じゃの読み方
芥川龍之介「邪宗門」

...しかし今日の本所は「ものゝ行き」を現していない... しかし今日の本所は「ものゝ行き」を現していないの読み方
芥川龍之介「本所両国」

...朝日に匂ふ日の本の... 朝日に匂ふ日の本のの読み方
大塚楠緒子「お百度詣」

...旭日の本體を見るを得ざるに... 旭日の本體を見るを得ざるにの読み方
大町桂月「阿武隈川水源の仙境」

...日の本の火井も北の越後に在り... 日の本の火井も北の越後に在りの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...軈て看經（かんきん）終りて後、維盛卿は瀧口に向ひ、『扨も殊勝の事を見るものよ、今廣き日の本に、淨蓮大禪門の御靈位を設けて、朝夕の向（ゑかう）をなさんもの、瀧口、爾（そち）ならで外に其人ありとも覺えざるぞ... 軈て看經終りて後、維盛卿は瀧口に向ひ、『扨も殊勝の事を見るものよ、今廣き日の本に、淨蓮大禪門の御靈位を設けて、朝夕の向をなさんもの、瀧口、爾ならで外に其人ありとも覺えざるぞの読み方
高山樗牛「瀧口入道」

...（明治四十年十一月二十七日『東京朝日新聞』）四十六大洋中の拾い物本月十四日の本紙に横浜の人が北太平洋で鮫漁中に英文の手紙の入った空瓶を拾うた記事が出ていたが...
寺田寅彦「話の種」

...裏面には日の本の女性のかゞみ姫だるま内強うして見るめやさしきの歌をかいた...
土井八枝「隨筆　藪柑子」

...この日の本の国の建築の間取座敷とは... この日の本の国の建築の間取座敷とはの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...... の読み方
長塚節「長塚節歌集　上」

...... の読み方
樋口一葉「さをのしづく」

...次いで同案は同月十日の本会議に附せられることになったが... 次いで同案は同月十日の本会議に附せられることになったがの読み方
穂積陳重「法窓夜話」

...もろこしのたねとしきけど日の本の風にもなびく糸やなぎかな... もろこしのたねとしきけど日の本の風にもなびく糸やなぎかなの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...歳棚に祭る神いわゆる三が日の本当の正月に対して... 歳棚に祭る神いわゆる三が日の本当の正月に対しての読み方
柳田國男「歳棚に祭る神」

...身を売りましたのが仇になつて……そこにお出でになる御役人衆（しゆ）のお言葉に靡きませなんだばつかりに……かやうに日の本の恥を... 身を売りましたのが仇になつて……そこにお出でになる御役人衆のお言葉に靡きませなんだばつかりに……かやうに日の本の恥をの読み方
夢野久作「白くれない」

...明日の本紙上に報道し得べき事を信じて疑わざるなり」と結んで... 明日の本紙上に報道し得べき事を信じて疑わざるなり」と結んでの読み方
夢野久作「暗黒公使」

...... の読み方
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

...今日の本願寺教門が... 今日の本願寺教門がの読み方
吉川英治「折々の記」