...時は既望(きぼう)の夜で...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし此年文化十二年八月既望の小酌は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...おとらが死んでから第十三日が八月既望(きばう)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...強て求むれば十月既望頼山陽の訪問である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「三月既望墨水堤花下歩月」の七絶は後に考拠に資すべきものがあるから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...丁亥三月既望の詩を寄示したるに由つて知ることが出来る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...七月十五日に「七月既望即事」の詩がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
便利!手書き漢字入力検索