...彼の筆誅に罹りし高慢なる宗教家と政事家は彼を虚无党(きょむとう)と称し無神論者と見做したり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...山邊の別・三枝(さきくさ)の別・稻木の別・阿太の別・尾張の國の三野の別・吉備の石无(いわなし)の別・許呂母(ころも)の別・高巣鹿(たかすか)の別・飛鳥の君・牟禮の別等の祖先です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...此国に於て高田の外无用(むよう)の雪竿(さを)を建(たつ)る処(ところ)昔はしらず今はなし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...こゝのあるじはふもとを无難(ぶなん)に行過(ゆきすぎ)給ひしや...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...又无言(むごん)の行はせざるもあり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...无学(むがく)なれどもその行(おこなひ)は碩僧(せきそう)にもをさ/\劣(おとら)ず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...此男勇漢(ゆうかん)なれば无(む)二无(む)三に草木を分けて山を越...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その多き中にも格別に目をおどろかすほどの珎奇(ちんき)の物は无(なき)ものなり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...凡(すべて)有婚(こんれいして)无子(こなき)の婦(をんな)木刀を将(もつ)て遍身(へんしん)打之(これをうち)口に荷花蘭蜜(こばらみ)と舎(とな)ふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
......
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...又宋人(そうひと)彭乗(はうじやう)が作(さく)墨客揮犀(ぼくかくきさい)に鄂州(がくしう)の僧(そう)无夢(むむ)も尸(しかばね)を不埋(うづめず)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...王應麟は又禮記の坊記に不耕穫、不、凶、とあり、荀子非相篇に括嚢、无咎、无譽、腐儒之謂也、とあり、左傳の襄公九年に穆姜が元亨利貞を隨の四徳とした語のあるのを引いて、是説を爲す者は未だ彖象文言を見ざるかといつて居る...
内藤湖南 「易疑」
...「九三君子終日乾乾夕若无咎 九四或躍在淵无咎九五飛竜在天利見大人」いよいよ読み進んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...南无慈眼大師 〈寛永二十之天十月二日寂〉と彫んである...
中里介山 「武州喜多院」
...毛无(けなし)かてては八島なりけり」と載す...
南方熊楠 「十二支考」
...」これは六三の「即鹿无虞」あたりから屯(じゆん)に説き到つたのであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「不遠復无祗悔(とおからずしてかえるくいにいたることなし)」の爻である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...慶長二年神无月吉日とある云々...
柳田國男 「地名の研究」
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