...何かの旗日(はたび)だと見えて...
薄田泣菫 「茶話」
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種田山頭火 「行乞記」
...・春雨の夜あけの水音が鳴りだした・唱へをはれば明けてゐる・朝の雨にぬれながらたがやす・白さは朝のひかりの御飯・ぬれてしつとり朝の水くむ・水にそうて水をふんで春の水・春はゆく水音に風がさわいで・春の水のあふれるままの草と魚・晴れて旗日や機械も休んでゐる(追加)・蕗の皮がようむげる少年の夢誰かきた声がする...
種田山頭火 「其中日記」
...大空をわたりゆく鳥へ寝ころんでゐる春たけた山の水を腹いつぱい・晴れきつて旗日の新国道がまつすぐ・けさも掘る音の筍持つてきてくれた・摘めば散る花の昼ふかい草・送電塔が山から山へかすむ山四月三十日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...・ふるつくふうふう逢ひたうなつた再録・誰かきさうな雪がちらほら・落葉ふんでは枯木をひらふあたゝかさ・雀おどるや雲かげもなし・ちようど酔のでたところが墓地で梅のさかり二月十一日旗日も祝日もあつたものぢやない...
種田山頭火 「其中日記」
...日本的!うらゝかな旗日...
種田山頭火 「其中日記」
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種田山頭火 「四国遍路日記」
...その小林翁に招かれて野口の生家を訪うたのは九月二十四日の旗日であつた...
土井晩翠 「野口英世博士の生家を訪ひて」
...ただの日には持って出ないんだとさ」「本当?」「まあそんなものです」「じゃ旗日(はたび)にだけ突いて出るの」敬太郎は一人で二人に当っているのが少し苦しくなった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...日曜とたまの旗日(はたび)には...
夏目漱石 「門」
...日曜(にちえう)とたまの旗日(はたび)には...
夏目漱石 「門」
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