...何とかして巴里で一旗上げたいと思うんですが――故里(くに)にあおふくろもいますし――...
谷譲次 「踊る地平線」
...それからまた出直してこの旗上げに加わったように見えまする」一行の中の大将分と見えるのと話をしているのは宇津木兵馬でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...十津川の旗上げに加わりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...興行の旗上げに使っている――という噂を聞いたものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは鳥越(とりこえ)の中村座で川上の旗上げから洋行までの間のことである...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...東京へ出て一旗上げたい上げたいと思いながら...
夢野久作 「二重心臓」
...玄徳が微賤をもって旗上げした頃からの宿将だ...
吉川英治 「三国志」
...旗上げの祝い矢いたせ」と...
吉川英治 「私本太平記」
...旗上げを宣言していた...
吉川英治 「私本太平記」
...「まこと、当家の旗上げは、もすこし先にとしていたが、千寿王の逃走、徴税の催促、かたがた四囲の情勢も、いまは一刻の猶予もしてはいられぬようだ」「いられませぬ」と、義助も和して...
吉川英治 「私本太平記」
...予定の旗上げの日が...
吉川英治 「私本太平記」
...いよいよ新田殿のお旗上げなるぞ」と...
吉川英治 「私本太平記」
...生品(いくしな)明神の社前で旗上げいらいの功臣は...
吉川英治 「私本太平記」
...勤王方が旗上げするのと...
吉川英治 「醤油仏」
...甲斐源氏(かいげんじ)の旗上げにくみする一人であるように勇(いさ)みたった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...新田義貞の旗上げもおこっている...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...尊氏旗上げの地、篠村八幡では、尊氏直筆の“願文(がんもん)”を見た...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...頼朝が旗上げの際に...
吉川英治 「源頼朝」
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