...かくて各個人は従来の族党又は藩閥...
石川三四郎 「社会的分業論」
...足利支流の族党たちの家々からも...
吉川英治 「私本太平記」
...太田などの族党は...
吉川英治 「私本太平記」
...筑紫(つくし)の強豪一藩一藩はどれ一つ生(なま)やさしい族党ではない...
吉川英治 「私本太平記」
...そのごは族党の宗家(そうけ)新田義貞へたいして...
吉川英治 「私本太平記」
...足利の族党四千の将士からその家族までの浮沈が今かかっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...三浦三崎の族党、三浦兵六左衛門義勝が、おなじ陣にいた松田、河村、土肥、本間などの相模党(さがみとう)の武士を誘って、総勢で約千四、五百人、「今からは」と、義貞の許へ投降してきた...
吉川英治 「私本太平記」
...三百に足りぬ中階級(ちゅうどころ)の族党はどうなんだ?」「さ...
吉川英治 「私本太平記」
...結城(ゆうき)そのほか北藩(ほくばん)数十の族党は...
吉川英治 「私本太平記」
...四ノ宮などの北条遺臣の族党をかたらって起(た)ったものとわかってきた...
吉川英治 「私本太平記」
...生ける一門の族党(やから)...
吉川英治 「私本太平記」
...一門の族党は大きな驚愕に打たれた...
吉川英治 「私本太平記」
...筑紫の少弐(しょうに)や大友の族党へはいちばい恩義をかけていた...
吉川英治 「私本太平記」
...がぜん四隣の族党のあいだでは...
吉川英治 「私本太平記」
...佐々木系の族党は...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...源氏の族党の多い――そして源氏の地盤ともいえる関東地方などへ流してやる必要はないということだ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...常陸源氏の族党に加えてしまい...
吉川英治 「平の将門」
...この辺の原始制度の中で強く生きるために自然に仕組まれた族党結束の名残といえないこともない...
吉川英治 「平の将門」
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