...つくづく困った種族である...
太宰治 「一燈」
...士族町などに紅白の木槿の花の垣を見るやうな町が...
田山録弥 「町」
...彼等は固より立派な家族ではなかった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...野の雑草の種族が絶えるまでは...
寺田寅彦 「災難雑考」
...土人の中には人を食う種族がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...*屍体の一部を遺族の者が食う民俗は...
中山太郎 「屍体と民俗」
...人形(にんげう)抱(だ)いて頬(ほう)ずりする心(こゝろ)は御華族(ごくわぞく)のお姫樣(ひめさま)とて變(かは)りなけれど...
樋口一葉 「たけくらべ」
...浮世はつれなし親族(みより)なりける誰れ彼れが作略に...
一葉 「暗夜」
...藩の事務を妨(さまた)げその何(いず)れの種族に党(とう)するなどと評せられたることなし...
福沢諭吉 「旧藩情」
...家族も来ているのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...両方の家族は一緒に纒(まと)まって強くなり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかしその分量は一家族には足りず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...最初分割して与えられた土地に比して大きくなりすぎた家族員は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...士族は扶持に生きて他の仕事に手を出すべき性質のものでないから...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...矢島周禎の一族もまたこの年に東京に遷(うつ)った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...同姓ではあるが親族関係はない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...数千年来自然に親しみつつ養い来った日本民族の純情を失いかけていた自分自身をやっとの事で発見しました...
夢野久作 「暗黒公使」
...民族も宗教も、政治も経済も、文明も思想も、ばりばりと歯車の歯の中にめり崩れて行きそうだった...
横光利一 「旅愁」
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