例文・使い方一覧でみる「旅寝」の意味
スポンサーリンク...旅先での夜の宿泊や移動中の睡眠のことを旅寝と呼ぶ... 
...旅寝の必要性や注意点について調べている...
...長時間の移動中に旅寝するための便利グッズを準備した...
...旅寝をするときは、荷物や貴重品の管理に気を配ることが大切である...
...旅行中は大抵旅寝のチャンスが多いので、しっかりと休息を取るようにしている...
...それにもかかわらず一度異境に旅寝しては意外に平気で遊んでいる...
伊藤左千夫 「去年」
...蔡温は旅寝の空に幾度か...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...万里の外なる蘇武が旅寝に故郷の砧きこえしとなり...
上村松園 「謡曲と画題」
...船とめし枕は秋のうら浪に紹巴（じょうは）月を旅寝の袖のかたしき 同といったようなものであって...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...病雁の夜寒に落ちて旅寝哉...
辰野隆 「書狼書豚」
...昔にもならぬなるみの里に来て都恋しき旅寝をぞするとうたわれたのもある...
中里介山 「大菩薩峠」
...「色なき石を花と見」る旅寝のあかつき...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...旅寝の衣かはかつや...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...『旅寝の衣かはかずば……』というんだ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……論より証拠、ここに写しを持っています……」懐中からの捕物帳を出して、歌を写し取ったところを指しながら、「……どうです、ちゃんと、『旅寝の衣、かはかつや』と書いてあるでしょう」顎十郎は、捕物帳を手に取って眺め、「なるほど...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...こんなえにしが唐紙の鴛鴦（おしどり）のつがいの楽しみに泊まり／＼の旅籠（はたご）屋でほんの旅寝の仮まくらうれしい仲じゃないかいなと「落人」にあるような味な雰囲気なぞ滲み出そうわけもなくどこまでも艶次郎で...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...寂しい旅寝の床に歎き続けておいでになるのもさすがにおいたましく思われて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...やどり木と思ひ出（い）でずば木のもとの旅寝もいかに寂しからましと口ずさんでいるのを聞いて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...江戸に旅寝をした間...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...こんな旅寝（たびね）を...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
......
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...誰の旅寝の夢にもあった...
吉川英治 「私本太平記」
...兼ねて楽しんでゐた独りきりの旅寝の夢が結ばれるともう其事ばかり考へて急いだ...
若山牧水 「岬の端」
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