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正岡子規 「俳人蕪村」
...今日卯上刻御供揃、巳中刻御出、先施薬院へ御入、御装束召換、巳時と申て午の時御参内あり、入夜(よにいりて)還御...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...亥刻前施薬院を御立ち...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...俗に施薬院といわれるこの養生所の支配は「肝煎(きもいり)」といい...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...――いくら施薬院だからって...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...――俗に施薬院ともいわれた「小石川養生所」は...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...しかし施薬院(せやくいん)...
吉川英治 「私本太平記」
...施薬院が?」光秀は眉をひそめた...
吉川英治 「新書太閤記」
...施薬院は本能寺変の少し前に...
吉川英治 「新書太閤記」
...施薬院は事もなげに平常どおりな挨拶をのべた...
吉川英治 「新書太閤記」
...施薬院(せやくいん)も...
吉川英治 「新書太閤記」
...施薬院は、次のように、それを伝えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...……そう仰せられまして」と、施薬院は、ここでちょっと、額(ひたい)の汗を、懐紙で軽くたたいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...がやがて、その硬直を解くと、しずかに一笑を見せて、「筑前が云いそうなことよの」と、立って、うしろに立て懸けてある槍を取り、施薬院に与えて、こう云い足した...
吉川英治 「新書太閤記」
...用心怠りなく帰るがよい」施薬院が辞去した頃は...
吉川英治 「新書太閤記」
...施薬院の口から光秀へ通じておいたことばである...
吉川英治 「新書太閤記」
...幕府の施薬院(せやくいん)としては...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...施薬(せやく)等を事業とする施薬院...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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