...しゃべる時には必ず誠実に本当のことを言う――この5つのステップを踏めば品行方正な発言ができる上...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...そして女房と腕押しをしてもいつも負けるくらいの実に品行方正な意気地なしなのだ...
大杉栄 「獄中記」
...気品の高い素晴らしい美貌と情事纏綿(てんめん)たる楽壇においては珍しく操守の堅いその方正な品行とが...
橘外男 「逗子物語」
...或る一方の仁義から見て品行方正な学問と人物だけが「学術」的となる資格を有っているというようなわけだ...
戸坂潤 「社会時評」
...斯る謹厳方正なる風采家と背馳するの行動あるを怪事とし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...紺絣にモンペ姿の品行方正な少女だ...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...品行方正な学生として通した...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...品行方正な道庵としては...
中里介山 「大菩薩峠」
...私が周囲から品行方正な人間として待遇されて居たのも当然である...
長塚節 「隣室の客」
...品行さえ方正な生徒には...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...品行方正なる馭者...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...廷臣方正ならざるにあらず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...しかれども智育の教師たる人にして善良方正なる者は実際得難(えがた)し...
正岡子規 「病牀譫語」
...品行方正な人間でも言うように...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...近江の君はこのまれな品行方正な若公達(きんだち)を指さして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...余が品行の方正なるを激賞したる相沢が...
森鴎外 「舞姫」
...余が品行の方正なるを激賞したる相沢が...
森鴎外 「舞姫」
...品行方正な人も誤った思想をいだくことがあるし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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