...この町には新開地ができたらしい...
...昨日、友達と新開地にある居酒屋に行ったよ...
...あの店は新開地にある人気のカフェだ...
...新開地の不動産価格が上昇しているそうだ...
...地元の人が誇る観光地として、新開地は有名だ...
...新開地じみた電車の終点から...
芥川龍之介 「秋」
...小樽に来て初めて真に新開地的な...
石川啄木 「初めて見たる小樽」
...七年も八年も新開地に來てゐながら...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それが新開地の市街を最も意味深く摘出してゐる樣に見えた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...北海道の樣な新開地では...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...これから新開地の聚楽(しゅうらく)館の屋上にあるスケート場へ行くのだと云って...
谷崎潤一郎 「細雪」
...前に一度見たことのある「望郷」と云う仏蘭西(フランス)映画が新開地に懸っているのを見に行ったのであったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...新開地へ映画見に行かはりました帰りにお寄りになったのやそうでございます」「啓坊(けいぼん)はどないもないのん」「はあ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...宮崎は町としては新開地だが大淀川の平遠な風景が余程それに趣を添へてゐる...
田山録弥 「町」
...新開地の雜貨店や小料理屋のやうに雜然と無恰好に打建てられて居る最中に...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...または米国西海岸の新開地の街なぞで幾度(いくど)も見た事があるような気がする...
永井荷風 「日和下駄」
...新開地へ出て金井修一座の多聞座へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ちょっとした新開地(しんかいち)にしかすぎません...
宮島資夫 「清造と沼」
...ともかくも江戸期に入るまでの旧新開地は...
柳田國男 「水海道古称」
...表通りよりは新開地式であるが...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...近郊の新開地とかいうなら...
吉川英治 「随筆 新平家」
...夜歩きに出た旅人の浴衣(ゆかた)の群れなど――さすがに江戸のような新開地的なあわただしさと違って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そこは戸部坂の細民街を西へ遠く入った丘陵の新開地で...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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