...この町には新開地ができたらしい...
...昨日、友達と新開地にある居酒屋に行ったよ...
...あの店は新開地にある人気のカフェだ...
...新開地の不動産価格が上昇しているそうだ...
...地元の人が誇る観光地として、新開地は有名だ...
...いつ見ても新開地じみて見える神奈川(かながわ)を過ぎて...
有島武郎 「或る女」
...小樽に来て初めて真に新開地的な...
石川啄木 「初めて見たる小樽」
...それが新開地の市街を最も意味深く摘出してゐる樣に見えた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...文士村と称されていた大久保の新開地...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...』安心立命!安心立命!あん・しん・りつ・めい!そのうちに新開地のクロイドンの「空の港(エア・ポウト)」だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...何となく新開地の気分がするのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それから新開地を散歩して...
種田山頭火 「旅日記」
...新開地でもあるかのように新しくぞんざいに建てられた二階屋の軒から軒へと続いてつらなっているのを発見した...
田山花袋 「日本橋附近」
...新開地を追うて來て新に店を構へた仕出し屋の主人が店先に頬杖を突いて行儀惡く寢ころんで居る眼の前へ...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...町はずれの新開地に前年建てられたものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何処を通っているのか郊外の新開地らしく看板の並んだ商店街の旗や幟がパタパタ風に翻って居りました...
西尾正 「陳情書」
...その近傍の新開地にありがちな飲屋の女を書いたものであった...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...ちょっとした新開地(しんかいち)にしかすぎません...
宮島資夫 「清造と沼」
...芝は剥げ落ちそこだけ新開地のやうな荒れてゐる風致であつた...
室生犀星 「名園の落水」
...今度は江戸城下の新開地に日本各国の人民が集まって...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...近郊の新開地とかいうなら...
吉川英治 「随筆 新平家」
...深川での新開地だった...
吉川英治 「春の雁」
...急拵えにできかかっている新開地を見て...
吉川英治 「宮本武蔵」
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