例文・使い方一覧でみる「新薬師寺」の意味

...奈良の新薬師寺の薬師如来（にょらい）など木彫りとして結構なものの中でも特に優（すぐ）れていると思って見たことであった... 奈良の新薬師寺の薬師如来など木彫りとして結構なものの中でも特に優れていると思って見たことであったの読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...それをまた奈良の新薬師寺の尼さんが御ねだりして拝領して... それをまた奈良の新薬師寺の尼さんが御ねだりして拝領しての読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...新薬師寺の薬師なども私はいいと思う... 新薬師寺の薬師なども私はいいと思うの読み方
高村光太郎「回想録」

...夢違観音と同時代には新薬師寺の香薬師立像のような同型の美が作られていて...
高村光太郎「美の日本的源泉」

...予ハ五子ノタメニ自動車ヲ一日買イ切リニサセ、途中宇治ノ平等院ヲ見テ奈良ニ行キ、東大寺、新薬師寺、西ノ京ノ法華寺、薬師寺グライハ見落サナイヨウニセヨ、日帰リスルニハ日程ガ少シ無理ダカラ、強行軍ニナルケレドモ、いづうノ鱧（はも）ノ鮨デモ持ッテ朝早ク立チ、午マデニ東大寺見物ヲ終エテ大佛前ノ掛茶屋デ弁当ヲ使イ、ソレカラ新薬師寺、法華寺、薬師寺等ヲ見テ廻ル... 予ハ五子ノタメニ自動車ヲ一日買イ切リニサセ、途中宇治ノ平等院ヲ見テ奈良ニ行キ、東大寺、新薬師寺、西ノ京ノ法華寺、薬師寺グライハ見落サナイヨウニセヨ、日帰リスルニハ日程ガ少シ無理ダカラ、強行軍ニナルケレドモ、いづうノ鱧ノ鮨デモ持ッテ朝早ク立チ、午マデニ東大寺見物ヲ終エテ大佛前ノ掛茶屋デ弁当ヲ使イ、ソレカラ新薬師寺、法華寺、薬師寺等ヲ見テ廻ルの読み方
谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」

...奈良の新薬師寺から白毫寺（びやくがうじ）村の方へ歩いた... 奈良の新薬師寺から白毫寺村の方へ歩いたの読み方
橋本多佳子「麦刈」

...ホテルから近い新薬師寺ぐらいのところでも歩いて来よう... ホテルから近い新薬師寺ぐらいのところでも歩いて来ようの読み方
堀辰雄「大和路・信濃路」

...けさ新薬師寺のあたりを歩きながら... けさ新薬師寺のあたりを歩きながらの読み方
堀辰雄「大和路・信濃路」

...ずっと新薬師寺に泊っていたが... ずっと新薬師寺に泊っていたがの読み方
堀辰雄「大和路・信濃路」

...新薬師寺での暮らしぶりなどをきいて... 新薬師寺での暮らしぶりなどをきいての読み方
堀辰雄「大和路・信濃路」

...（五月十八日夜）五廃都の道――新薬師寺――鹿野苑の幻想今朝Ｚ君夫妻がついた... 五廃都の道――新薬師寺――鹿野苑の幻想今朝Ｚ君夫妻がついたの読み方
和辻哲郎「古寺巡礼」

...ひるから新薬師寺へ行った... ひるから新薬師寺へ行ったの読み方
和辻哲郎「古寺巡礼」

...がこの新薬師寺では... がこの新薬師寺ではの読み方
和辻哲郎「古寺巡礼」

...夢違観音は新薬師寺の香薬師などと比べてよいほどの美しい作である...
和辻哲郎「古寺巡礼」

...東大寺と春日神社と新薬師寺と興福寺とで一日が暮れたように思う...
和辻哲郎「四十年前のエキスカージョン」

...新薬師寺香薬師などにおけるごとく... 新薬師寺香薬師などにおけるごとくの読み方
和辻哲郎「日本精神史研究」

「新薬師寺」の読みかた