...烏丸電車の終点は新町駅です...
...かつて江戸時代には、難波橋は堀江と新町を結ぶ重要な交通路でした...
...幸徳は新宿驛にちかい新町二丁目に居をかまへてゐました...
石川三四郎 「浪」
...最近新町に移轉してきたのです...
石川三四郎 「浪」
...青森の新町の北谷の書店の前で...
太宰治 「虚構の春」
...多くも四年ほど新町に奉公(ほうこう)しただけで...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...新町はお祭、四十八瀬川のほとりに組み立てられたバラツクへ御神輿が渡御された、私も参拝する、月夜、瀬音、子供の群、みんなうれしいものだつた...
種田山頭火 「行乞記」
...何処へ?」「新町だよ...
牧野信一 「熱い風」
...新町のお坊ちやんぢやねえかのう? まあ/\...
牧野信一 「川を遡りて」
...ナニ長町の新町といってはもう通じないようになったのか...
正岡子規 「初夢」
...二年前(ぜん)から逐次に江戸を引き上げて来た定府(じょうふ)の人たちは、富田新町、新寺町(しんてらまち)新割町(しんわりちょう)、上白銀町(かみしろかねちょう)、下(しも)白銀町、塩分町(しおわけちょう)、茶畑町(ちゃばたちょう)の六カ所に分れ住んだ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...富田新町には江戸子町(えどこまち)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...荒屋新町(あらやしんまち)と呼ぶ駅がある...
柳宗悦 「陸中雑記」
...荒屋新町の仕事に私がいたく望みを掛けているのは...
柳宗悦 「陸中雑記」
...今日の新町村の名を見てもずいぶん気まぐれな附け方をしたのが多い...
柳田國男 「地名の研究」
...他町村人に対しては新町村の村の名をもって住所を現わしても村中では字すなわち各自の組または坪の名を唱えている...
柳田國男 「地名の研究」
...字にも新町村のいわゆる大字を除いて...
柳田國男 「地名の研究」
...それが再度新町村に合併するときには元の村を大字とした...
柳田國男 「地名の研究」
...軽便鉄道(けいべん)で西新町(にしじんまち)まで行きまして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...新町へ行ってしまった...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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