...本月二日以来新患の届出(とどけい)でがないから...
伊藤左千夫 「牛舎の日記」
...二葉亭が着くと間もなく哈爾賓では猛烈な虎疫(コレラ)が流行して毎日八百五十人という新患者を生じ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...この新患者が自分たちのすぐ近くに寢てゐるといふことに不思議な滿足を覺え...
太宰治 「道化の華」
...きのふの新患者は...
太宰治 「道化の華」
...笑ひ聲はきのふの新患者の室からなのだと氣づいて...
太宰治 「道化の華」
...老人は所謂新患者に対して心使ひをする楽しさを感じてか...
北條民雄 「間木老人」
...所謂新患者の成瀬の胸へはずんと応へ...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...アデノイドの新患者が三人も来ているんですよ」「フーム...
夢野久作 「少女地獄」
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