...新工夫(くふう)には違ひありません...
芥川龍之介 「近頃の幽霊」
...今度はどんな新工夫でやっつけようかと...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...色々新工夫をこらしているそうです」話しながら歩く内に...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...研究心のない所には決して独創的の新工夫はできるはずがない...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...研究心の無い所には決して独創的の新工夫は出来る筈がない...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...」そこで新工夫が浮(う)かんだ...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...和服に長靴を穿いているうちには新工夫が出来るかも知れぬ...
高浜虚子 「丸の内」
...制帽のいただきが尖(とが)らないように辮髪を後頭部の方に平たく巻いて油でぴったり押えつけるという新工夫を案出して...
太宰治 「惜別」
...しかし今日のこるフランクリン考案の印刷機は多少の新工夫を加へたものだとされ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...何らか新意匠新工夫(しんくふう)をなさずんば止(や)まざる画家なるべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これはたしかに医者が計って見たのだから間違はありません」「それは新工夫だね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...そこで改修と新工夫が...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...事は新発明新工夫に非ず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...去年の新工夫も今年は陳腐に属す...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...種々(しゅじゅ)様々な新工夫の新策を奉(たてまつ)る者があれば...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...栄さんと新工夫したのをもうじきあめてお送り下さる由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何か新工夫を凝らしたものがあれば...
柳宗悦 「雲石紀行」
...ブリキの器は新工夫であるが...
柳田国男 「年中行事覚書」
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