...新城新蔵博士を所長とする上海自然科学研究所など...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...それから科学史研究で独特な位置を占めている天文学の新城新蔵博士(上海自然科学研究所)を忘れてはならぬ...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...新城和一君が風のように飛びこんで来て...
豊島与志雄 「交遊断片」
...小浜(こはま)・竹富(たけとみ)・新城(あらぐすく)・黒島(くろしま)という四つの島があって...
柳田国男 「海上の道」
...孟達のいる新城へいそいだ...
吉川英治 「三国志」
...すでにして彼は田舎にいても魏蜀の戦況はつぶさにしていたし、また近頃、新城の孟達、叛意(はんい)の兆(きざ)しある気ぶりを、ひそかに耳にしていたからである...
吉川英治 「三国志」
...新城へさして急いだ...
吉川英治 「三国志」
...その先触れのあとから一路新城へ急いでいた...
吉川英治 「三国志」
...洲股(すのまた)の新城を足場として前後二回ほど...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉が築いた新城とともに...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここに、信長の居府(きょふ)として、新城を創始する...
吉川英治 「新書太閤記」
...古府(こふ)・新城(しんじょう)韮崎(にらさき)の新府の城は...
吉川英治 「新書太閤記」
...西の丸御新城(ごしんじょう)とよぶ作事場(さくじば)へはいる...
吉川英治 「宮本武蔵」
...偶然にも道はこの前同じく新城(しんしろ)の友を訪ねて來た時散歩に出て渡つた辨天橋の上に出た...
若山牧水 「梅雨紀行」
...ともするとその枕許に坐つて話をする事になりはせぬかと氣遣つて來た新城町の友K――君は幸にも起きてゐた...
若山牧水 「梅雨紀行」
...地圖で見れば其處より四五里の距離に在るらしい三河新城町につて其處の實家に病臥してゐるK――君を見舞ひ...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
...其處まで新城からK――君が迎へに來てゐた...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
...新城から提げて歩いてゐた酒の壜を取出して遠慮しながら冷たいまゝ飮んでゐると...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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