...好んで新体詩の話などをする...
石川啄木 「病院の窓」
...僕が新体詩で歌ったのは!さまざまの考えがなお取りとめもなく浮んで来て...
岩野泡鳴 「耽溺」
...新体詩じゃ有名な人だから...
田山花袋 「田舎教師」
...新体詩、小説、その名は東京の文壇にもかなり聞こえている...
田山花袋 「田舎教師」
...(茲では明治初年井上博士に依つて新体詩と銘(ママ)名された...
中原中也 「詩と其の伝統」
...新体詩などと来ては二十行あるうちで一行も分らない...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...または新体詩や俳句を作るとか...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...この間もなんとか云う詩人が新体詩集を捧げたって...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...新体詩でそんな事が云えるかい」と向うの方から迷亭先生大きな声でこっちの談話にも関係をつける...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...出て御両人(ごりょうにん)の前で新体詩を朗読したいです」「そりゃ愉快だ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...明治年代の若い新体詩人の作だと言っても...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...明治の新体詩より遥かに近代的のものがあったのは...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...実に新体詩から解体して...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...落花の風にひるがへるに似たりと明治の新体詩人大和田建樹が讃嘆したお台場ちかくにはうろ/\舟が幾艘となく泛んでゐて...
正岡容 「山の手歳事記」
...「詩っていうのは新体詩のことですか...
室生犀星 「幻影の都市」
...歌口民友社から出した我々六人の新体詩集『抒情詩』については...
柳田国男 「故郷七十年」
...国木田独歩や宮崎湖処子などと六人で出した新体詩集『抒情詩』に絵を描いてもらったとき以来の古なじみであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...悪魔派の新体詩だの...
夢野久作 「二重心臓」
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