...新たに国政を行おうとせられた...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...これは決して今日新たに思いついたものではない...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...尤も巻中にある句読点は皆な新たに附けたものである...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...新たに自分が仕入れて来た生牡蠣(なまがき)や...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ただ現場の記憶を新たにする必要があるんで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...新たに大規模の公園を造くる...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...現実を新たに見直す――新たに解釈する――ためにである...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...新たに粗朶をくべたした...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...むしろすべての絵画は自分の語らんとするこころを表現するものであるという立場がここに新たに現われてくるのである...
中井正一 「美学入門」
...新たに取り出したのは一梃の金槌(かなづち)であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのとき各々の歴史的なものはその中に於て新たに認識され直すであらう...
三木清 「歴史哲學」
...われが新たに生れるといふ意味をもつのでなければならぬ...
三木清 「歴史哲學」
...しかもこの全體はつねに事實としての歴史の立場から新たに課せられ...
三木清 「歴史哲學」
...また化粧に腐心して新たに駒産める牝驢(ひんろ)五百を畜(か)い...
南方熊楠 「十二支考」
...テダ(太陽)はその中から新たに生まれ出るもののごとく想像し...
柳田国男 「海上の道」
...その珍らしい地名の評判から新たに国の外にそのような奇怪(きっかい)な島...
柳田国男 「海上の道」
...新たに来て引付いたものなることは自然に察せられる...
柳田国男 「年中行事覚書」
...ぼくは当時の風俗詩的な思い出を幾つか新たにすることができる...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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