...去つて間がない残暑の思ひ出を新しくするのに十分だつた...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...幼虫は度々篩の上をすつかり新しくする桑の葉の定食(じょうしょく)を食べる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...新しくする事が必要なのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...支那の同志との連絡を新しくすることを思わない訳には行かなかった...
大杉栄 「日本脱出記」
...羽目(はめ)を新しくする...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...詩人は言葉を新しくすると昔から言われているじゃありませんか...
太宰治 「パンドラの匣」
...家を新しくする勿(なか)れ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...全く両者の間の秩序を新しくする...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...思想を新しくすることができない毛細管...
中井正一 「民族の血管」
...この古館(ふるやかた)を新しくするいろいろの設計や...
中里介山 「大菩薩峠」
...人生観や世界観を新しくする上において...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...今さらのように感嘆の想いを新しくする...
中谷宇吉郎 「自然の恵み」
...生活を新しくするために...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そういうものが生活をいやし、新しくする力、それは実に大したものです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...愛人を新しくする際に虚心平気でそれをするのでないことをこの人は言おうとするのであろうか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...現にここに営みを新しくすることは自分の歓喜であり幸福の全部だ...
室生犀星 「愛の詩集」
...古いものを新しくする人工が加えられていないのと同様である...
柳田国男 「故郷七十年」
...そこで問いを新しくする...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
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