...といつたやうな断見に堕在する...
種田山頭火 「其中日記」
...この断見(だんけん)を否定すべき材料は充分あると思う...
夏目漱石 「学者と名誉」
...このまくらにおいては断見の論という一種の唯物論を見事に覆(くつが)えした釈迦の話から神経病の存在...
正岡容 「我が圓朝研究」
...不断見える明りが一つも見えない...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...そこにはもういろいろな異なった判断見方を必要とするいかなる特異な事情も絶対になくなるというようなことには...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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